世界の人口は2050年に97億人に達するとの試算から、肉・卵や肉関連製品の消費量が増加し、人類が食べる肉の量は2010年と比較して1.8倍に増えると見込まれています。 それに伴い人口に対して体を構成するタンパク質の需要と供給のバランスが崩れる『タンパク質危機』が社会問題となってまいります。さらに食肉の育成段階における環境問題、昨今の世界情勢による食糧調達の課題が懸念され、これらの課題を解決するため『植物性代替肉』や『昆虫やその他の材料をベースにした肉製品』が注目を集めており、さらには『培養肉』の実用化に向けて日々研究がすすめられ、日本でも経済産業省の主導により「バイオものづくり」推進し、代替食市場の拡大に期待が高まっています。 また、乳製品も、貴重なたんぱく源として加工食品や原材料として加工がすすめられ、アーモンドや大豆、お米などの代替乳の市場拡大に合わせ、健康やヴィーガン・ベジタリアンなどに対応したメニュー開発も多く進められています。 美容やスポーツ、健康市場の拡大によるタンパク質製品市場の拡大と、人口増加によるタンパク質確保の課題を解決していくべく、『プロテイン ジャパン』を東京ビッグサイトにて盛大に開催し、食品業界関係者にとって絶好の商談の場所としていきます。本展への皆様のご参加とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。